健康診断や人間ドックを定期的に受診することで、ご自分の健康状態を知ることが出来ます。病気の早期発見や予防につなげるための重要なものです。

健康診断には様々な種類があります。
職場で定期的に受ける定期健康診断、就職の際に実施する雇入れ時の健康診断、特定の業務に就いている人が受ける特殊健康診断などがあります。
また、職場で健康診断を受ける機会がない個人事業主、自営業、専業主婦の方などは、お住まいの市区町村が実施する健康診断を受けることが出来ます。

職場で実施する健康診断は職種にかかわらず1年以内ごとに1回、雇入れ時の健康診断は入社前あるいは入社後に受けることになります。

特定の業務（労働安全衛生規則第13条第1項第2号に掲げる業務）に従事している方は対象教務への配置替え時とその後は6か月以内ごとに1回が義務付けられています。

1月から3月は比較的すいている時期です。

健康診断の種類によって検査内容は異なりますが、主な検査として身体検査、血液検査、尿検査、胸部X線検査、心電図検査があります。

身長や体重、腹囲の計測、血圧測定、聴力や視力の検査があります。

採血を行い、貧血検査・肝機能検査・血中脂質検査・空腹時検査や血糖検査などの数値を調べます。

尿の中にタンパク質や糖や血液が出ていないかを調べることで腎臓や肝臓、泌尿器の病気や機能異常の可能性を推し量ることが出来ます。

肺や心臓などの胸部の臓器の状態を調べる検査です。肺炎や肺結核、気胸、胸水、心肥大などの病気の発見を目的として行われます。

波形の大きさやリズムなどから心臓の異常を調べる検査です。不整脈や虚血性疾患をはじめさまざまな心臓の病気の診断に役立ちます。

• 前日の食事当日の食事について、事前にご案内がありましたらご案内通りに食事の制限などお守りいただきご来院ください。（令和6年4月より健診前のお食事について変更があります）
• 食事のご案内がない方についても検査項目に血液検査がある方は、受検する3.5時間前の飲食は控えて頂きますよう　　お願い致します。

• 感染症予防の為、2週間以内に発熱、感冒症状が出た方、新型コロナ感染症と診断された方、濃厚接触者と判定された方は院内へのご案内が出来ませんので事前にご連絡を頂き改めてご予約を取り直して頂きますようご協力をお願い　いたします。
• 月経中の尿・便検査は潜血反応が出るため、月経終了後7日後を推奨しております。
• 胸部レントゲン検査については、妊娠中または妊娠の可能性がある方は事前に申し出てください。

結果は後日結果表が郵送されるか、再度受診しお受け取りとなります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　健診Aについては当日中にお渡しいたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　健診A以外については約2週間後に再度受診頂きお受け取りとなります。数値や所見などに加えA異常なし・B軽度異常・C要再検査・生活改善・D要精密検査・治療・E治療中などと記載されます。

D要精密検査・治療となった場合は放置せず適切な治療を受けてください。
かかりつけ医にご相談頂くか、もしくは当院での受診をお願いします。

健康診断の目的は初期のうちに異常を発見する事や病気の予防にあります。
再検査の必要がない場合であっても、異常値に近づいている検査項目があれば原因となる生活習慣を見直すようにして　ください。